今日から始まる「二十四節気」”立春” 読みや意味は？？
二十四節気の始まり、立春。
立春っていつ？
2025年の今年は2月3日が立春（りっしゅん）です。
節分を終えて、今日から15日ほどが立春となります。
女の子がいる家庭では、お雛様を飾ったりする時期ですね。
例年、立春の日は4日が多いですが、3日の日もあります。
何故日にちがずれたりするの？？
立春の日がいつなのか、誰がどうやって決めているの？？
と、疑問に思ったことはありませんか？
少し深掘りしてみましょう♪
立春の日は、どうやって決まる？
現在の日本では、国立天文台が観測した
“太陽黄経が315度になった瞬間が属する日"
を立春としているそうです^ ^
4年前の2021年は、"太陽黄経が315度になった瞬間が属する日"というのが、2月3日23時59分でした。
たった1分の差！で、春分の日が2月3日となったのですね。
これは明治30年以来、124年ぶりのことだったそうです。
そして、地球の公転周期の関係で、4年後である今年も２月３日が立春となりました。
この立春の頃は日本は一番冷え込む時期ですね(*´-`)
え、もう春？？ほんと？
なんて、感じがしますよね。
二十四節気は、太陽暦なので、地球で寒いか暑いかなんて事は関係ないわけですね〜。
でも、冬至のころとくらべれば、格段に日照時間が長くなってきて、お洗濯物も乾きやすくなってきましたよね♪
立春の頃に食べたい旬の山菜
立春の頃の食べ物といえば、フキノトウ(^o^)
フキは花が咲いた後に、地下茎から葉が伸びてきます。
私達が頂いているのはその葉が出てからの部分なんですね♪
フキは、特に鮮度がとても重要な食材で、時間が経てば経つほどアクが強くなり、苦みやエグミが増します。
購入する際は、「切り口が黒ずんでいない摘みたての物」を選んでみてくださいね☆
フキはカリウムが豊富。
カリウムは塩分を排泄する役割があります。
塩分を排出して血圧を下げるので、高血圧の方やむくみやすい方にオススメの食材です。
乾燥させた物は、漢方としても使われます。
ふきのとうの薬膳的効能は、
・涼性、辛味・苦味
・帰経: 肝、心、肺
疲労回復、解熱や解毒作用、体内の活性酸素を抑制（→抗老化、抗ガン！）
そして、肝・胃腸の働きを良くしてくれる効果も期待できます。
ふきのとうの苦味は、解毒・清熱作用があり、春の始まりには、"苦味のあるお野菜"と覚えると良いですね◎
新しい1年の始まりとして是非食べたい山菜です。
寒波に負けずに、頭寒足熱！
今日も穏やかにお過ごしください♪
次の二十四節気は、雨水♪