年賀状出す?出さない??

2023-05-15

皆さんは、年賀仕事していますか?

私はといえば、数年前からごく限られた人のみ(主に送って下さる方)に絞っていき、、

今では、把握出来るほどの枚数しか書かなくなりました。

少なくなったので、嫌だな〜とか面倒だな〜ということもなくなり

顔を思い浮かべながら手書きで書いています。

6歳の娘も、お世話になっている先生、大好きな友達に宛てて数枚を一生懸命書きます(o^^o)

ザ・アナログな我が家の年賀状を出し終えて

新しい年を迎えると

皆さんからは、それはそれは素敵なデジタルでお洒落な年賀状が届く訳なのですが。w

年賀状っていつからあるの?

なんとなんと!!

時代は平安時代だそうです!

平安時代終わりごろに記された「雲州消息」(著:藤原明衡 ふじわらのあきひら)に、新年の挨拶文例が紹介されていることから

平安時代には、人々が年初めに挨拶をする習慣があった事が想像できます。

まだ全国でと言うわけではなく、貴族や武士の間だけで交わされていたそうです。

そして、明治時代に入ると郵便制度が創設されて郵便はがきが誕生します。

はがきが流通し始めた事で、明治〜昭和にかけて全国的に年賀状文化が広まったと思われます。

そして、1900年代に入ると読み書きが基礎教養として全国で徹底されはじめました。

それによって、文字を書いて送るという文化が飛躍的に発展した様ですね。^_^

年賀状が禁止されていたた時代!?

昭和には、戦争がありました。

戦時中は様々なものが禁止されましたが、年賀状もその1つだったそうです。

1940年に年賀特別郵便取扱停止が閣議決定されて、年賀状自体が全廃します。

そして、終戦後の1948年に復活したそうです。

今の平和な日本の世の中からは考えられない事が、戦時中は沢山あったんだと年賀状を1つとってみても感じられますね。。

年賀状全盛期のきっかけは、、!

でも、なぜ年賀状がここまで流行ったのか、、??

年賀状が普通のはがきと違うところって、どこだと思いますか?

アレが付いてますよね!

アレです!アレ!

そう!年賀状にはお年玉くじが付いていますよね♪

(因みに私は、切手しか当たった事が無い。)

お年玉くじ付き年賀は、戦後の1949年に発売され、年賀状は爆発的に日本中に広まります!

お年玉くじをつけようと誰が考えた!?

今、私たちの周りにあるものは、自分以外の人間が考え創り出したもの!

シンプルに凄くないですか?

私は日々コレを思う度に、すごいなと。

人間は。

ワタシには何が出来るんだ?(๑・̑◡・̑๑)

と。w

お年玉くじ付き年賀状も、、

いるわけです。

こんなんしたら流行りまっせ〜!と言い出した人が!

その方こそ、関西で洋雑貨の会社を経営し、画家でもあった林正治さん。

年賀状にお年玉くじを付ければ、長く会えていない人のお互いの消息も分かるし、戦前の年賀状の習慣が復活する!

と、郵便局に直談判したそうなのです。

当初は、郵便局側は難色でしたが、戦後の郵便の復興のために巨額の赤字を抱えていたこともあり、販売に至ったと言われています。

ですが、最初は泣かず飛ばずだったそうで、責任を感じた林氏が土地を売って自ら購入したともいわれています!!

男気があり過ぎてびっくりしませんか?(*_*)

土地を売るほどの額の年賀状って何枚、、

その後は、林氏の予想通り大ヒットとなり右肩上がりで年賀状利用が高まっていきます。

因みに最初の特賞として、林氏は現金5万円を提案したそうですが、実際にはミシンが選ばれたそうです!

2022年の1等商品は、現金30万円か、21年発行特殊切手集と現金20万円、選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」31万円分となっていますね。

年賀状発行枚数は毎年のように増加していき、

ピークの2003年には1人あたり約34.9枚をやり取りしていたそうです!

現在はどうでしょう?

22年の1人あたりの枚数でも、約14.5枚と激減している様です。

激減の理由には、年賀状じまいや年賀状納め、終活年賀状を公言して、バッサリとやり取りをやめてしまう人が増えていますね。

ですが、減ってはいるものの、手書きの年賀状に一定の興味や関心がある人は多く、文化としては継承していくのではと言われています。

ある文具店では、年賀状じまいや年賀状納め、終活年賀状用のはがきと一緒に、翌年の干支(えと)が描かれた通常の年賀状もあわせて購入していく人がいるといいます。

年賀状じまいを公言しつつも、親交の深い人とのやり取りは継続するのでしょうね(^^)

もしかしたら、、

100枚単位での年賀状交換が異常だったのかもしれないですね。

年末年始の風物詩として価値を感じる人同士や、今年もよろしくという気持ちや感謝を伝えたい相手にだけ出す。

年賀状の原点に今後は戻っていくのではないでしょうか☆

今日も穏やかにお過ごしください♪