知って、活かせる!小豆パワー!♪
日本人に馴染みのある豆、小豆。
薬膳での性質は、平です。
全ての病症の方に穏やかに作用する食材です(^^)
小豆と言えば
利尿作用と解毒作用。
むくみの解消にとても有効な食材なのです♩
むくみ取りに小豆。注意点は○○を加えない!その①
江戸時代には、脚気の脚のむくみとりに使われていたと言われる小豆。
津液の代謝が悪く
体内に水分がたまりやすい体質(湿痰体質)の方
体内に熱がたまりやすい体質(陽盛体質)の方
特に、
体内の湿と熱が合わさったような体質の方
におすすめしたい食材でもあります。
小豆は体内の水の巡りを良くして、不要な水分を尿で排泄する働きがあります☆
へぇ〜小豆いいね!
早速、今日のおやつにぜんざいでも食べよう(*´꒳`*)
と思った方!
むくみをとりたい場合、砂糖などの甘味類は使わないで下さい(◞‸◟)
なぜかというと、、
甘味には
“補益"
という作用があり、
水分を体に引き込む作用が働きます。
甘味を加えた小豆は、水分の排泄作用が弱まってしまいます。
むしろ、むくみが増すかもしれませんw
むくみ取りの効能を小豆でしっかりと得たい時は、、
お鍋にお水を入れて小豆を煮だした「小豆茶」や、煮豆にして下さいね♩
小豆は中薬では
“赤小豆(せきしょうず)"
と呼ばれ、余分な水分を排泄する利水滲湿薬として用いられます。
小豆と一緒に食べると勿体ない!○○を含む食材とは?その②
むくみには補益の役割をする甘味類を加えないとお伝えしましたが、もう1つ加えない方がいいもの。
それは、、
鉄分豊富な食材です。
赤みのお肉、貝類、小松菜、ほうれん草など。
特に煮干しは豊富な鉄分を含みます!
小豆料理に使うお出汁は煮干し以外がお勧めです。
なぜ組み合わせが悪いのかというと、、
小豆に含まれる
“リン"
が鉄分やカルシウムの吸収を防げるからです。
折角、食すなら、それぞれに含まれる栄養素を活かしたいですね^_^
その他の小豆の効能は??
むくみ取り以外にも
体の熱をとり、体内の毒素を排泄する作用
もある小豆。
ビタミンB1(糖質をエネルギーに変える)を多く含み
肩こりなどの筋肉痛
を緩和してくれます。
体内の水の巡りを良くする事から、赤く腫れた吹き出物や化膿性のもの、かゆみを伴う炎症性の湿疹などの治療にも向いているそうです(^^)
また、小豆に含まれるサポニンは脂質が酸化しさるのを抑制するため、血栓や動脈硬化の予防にも効果があります♪
むくみや、湿のお悩み改善でなければ
ぜんざいも体を優しく癒やしてくれます(^^)
因みに、小豆の旬は9月〜10月です☆
今日も穏やかにお過ごし下さい♩