11月の旧暦♪”霜月” 読みや由来は??
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霜月 (しもつき)
意味や由来は諸説ありますが、最も有力だとされている説は
霜降り月、霜降月(しもふりつき)
が省略されて、
霜月(しもつき)
に転じたというもの。
旧暦が用いられていた当時だと12月頃ですので、霜が降りていたのでしょうね。^ ^
この時期になると、日本の歌舞伎界では顔見世興行が行われます。
顔見世興行とは、歌舞伎の行事のひとつで、毎年11月から新しい顔ぶれの役者による座組で興行がはじまります。
その最初の興行を「顔見世興行」と呼びます。
芝居小屋と役者の年間契約のようなもので、1年を通して同じ座で出演するそうです。
日本独自の行事は、海外の方との話のネタにも最適です♪
11月、霜月に旬の食べ物は?
マグロやししゃも、白菜に長芋、、、と沢山の食べ物が旬を迎える11月!
その中でもおすすめしたいお野菜はというと、、
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ブロッコリー!
この寒い時期に収穫される旬のブロッコリーは甘みがあり、茹でるだけでも美味しいお野菜の1つです。
ブロッコリーの歴史は古く、ローマ時代に品種改良されたのが始まりだと言われています。
ブロッコリーは抗酸化作用(ビタミンC、Bカロテン)が強く、免疫力をしっかりと底上げしてくれます。また、ブロッコリーに含まれるビタミンCは熱に壊れにくいのが嬉しいところ♪
薬膳では、甘、温性の食材で、胃腸の疲れをとると同時に強くしてくれます。
年間を通して食べたいお野菜の1つですが、特に旬を迎えるこの時期は甘みが強く栄養価も高いので、是非様々なレシピに用いて食したいですね(^^)
我が家での人気メニューは、ブロッコリーのチーズ焼き。
その名の通り塩茹でしたブロッコリーにチーズをかけてオーブンで焼くだけなのですが、これが絶品。
超がつくほど、簡単&手軽なメニューなのですが
食べた事がない!と、言う友人が多く、今まで幾度振る舞ってきたか分かりませんw
そして、野菜嫌いの人さえ、みんなブロッコリーが大好きになります♪
コツは固めに塩茹でをすること。
農薬が少なそうであれば、蒸すのもおすすめです☆
11月に咲くお花は?
11月もサザンカにマリーゴールド、ポインセチアと様々なお花が咲きます。
その中から、“竜胆" (りんどう) を紹介します。
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竜胆といえば、秋の山野草の代表格であり、
昔は根が民間薬として用いられ、薬草としても広く知られています。
竜胆の、根や根茎を乾燥させた漢方薬は
りゅうたんと呼ばれています。
薬効はというと、抗菌・抗炎症作用があり、皮膚疾患や頭痛、下痢に処方されます。
胃液の分泌を促したり、腸の運動を促進する働きも有ります。
竜胆の花に共通する花言葉は
「勝利」
「正義感」
「あなたの悲しみに寄り添う」
「寂しい愛情」
勝利・正義感の由来は、
竜胆の根が漢方薬として用いられていたことから、"病気に打ち勝つ!"という意味をこめてつけられたそう。
あなたの悲しみに寄り添う・寂しい愛情の由来はというと、
竜胆が青紫色であることと、群れずに単独で自生する事からつけられたそうです。
11月が来ると、今年も終わりに近づいてきたなぁ〜と感じますね☆
季節の移ろいを感じながら
今日も穏やかにお過ごし下さい♪