11月の旧暦♪”霜月” 読みや由来は??

2021-12-12

霜月 (しもつき)

意味や由来は諸説ありますが、最も有力だとされている説は

霜降り月、霜降月(しもふりつき)

が省略されて、

霜月(しもつき)

に転じたというもの。

旧暦が用いられていた当時だと12月頃ですので、霜が降りていたのでしょうね。^ ^

この時期になると、日本の歌舞伎界では顔見世興行が行われます。


顔見世興行とは、歌舞伎の行事のひとつで、毎年11月から新しい顔ぶれの役者による座組で興行がはじまります。

その最初の興行を「顔見世興行」と呼びます。

芝居小屋と役者の年間契約のようなもので、1年を通して同じ座で出演するそうです。

日本独自の行事は、海外の方との話のネタにも最適です♪

11月、霜月に旬の食べ物は?

マグロやししゃも、白菜に長芋、、、と沢山の食べ物が旬を迎える11月!

その中でもおすすめしたいお野菜はというと、、

ブロッコリー

この寒い時期に収穫される旬のブロッコリーは甘みがあり、茹でるだけでも美味しいお野菜の1つです。

ブロッコリーの歴史は古く、ローマ時代に品種改良されたのが始まりだと言われています。

ブロッコリーは抗酸化作用(ビタミンC、Bカロテン)が強く、免疫力をしっかりと底上げしてくれます。また、ブロッコリーに含まれるビタミンCは熱に壊れにくいのが嬉しいところ♪

薬膳では、甘、温性の食材で、胃腸の疲れをとると同時に強くしてくれます。

年間を通して食べたいお野菜の1つですが、特に旬を迎えるこの時期は甘みが強く栄養価も高いので、是非様々なレシピに用いて食したいですね(^^)

我が家での人気メニューは、ブロッコリーのチーズ焼き

その名の通り塩茹でしたブロッコリーにチーズをかけてオーブンで焼くだけなのですが、これが絶品。

超がつくほど、簡単&手軽なメニューなのですが

食べた事がない!と、言う友人が多く、今まで幾度振る舞ってきたか分かりませんw

そして、野菜嫌いの人さえ、みんなブロッコリーが大好きになります♪

コツは固めに塩茹でをすること。

農薬が少なそうであれば、蒸すのもおすすめです☆

11月に咲くお花は?

11月もサザンカにマリーゴールド、ポインセチアと様々なお花が咲きます。

その中から、“竜胆" (りんどう) を紹介します。

青紫だけではなく、白や黄もある竜胆音

竜胆といえば、秋の山野草の代表格であり、

昔は根が民間薬として用いられ、薬草としても広く知られています。

竜胆の、根や根茎を乾燥させた漢方薬は

りゅうたんと呼ばれています。

薬効はというと、抗菌・抗炎症作用があり、皮膚疾患頭痛、下痢に処方されます。

胃液の分泌を促したり、腸の運動を促進する働きも有ります。

竜胆の花に共通する花言葉

「勝利」

「正義感」

「あなたの悲しみに寄り添う」

「寂しい愛情」

勝利・正義感の由来は、

竜胆の根が漢方薬として用いられていたことから、"病気に打ち勝つ!"という意味をこめてつけられたそう。

あなたの悲しみに寄り添う・寂しい愛情の由来はというと、

竜胆が青紫色であることと、群れずに単独で自生する事からつけられたそうです。

11月が来ると、今年も終わりに近づいてきたなぁ〜と感じますね☆

季節の移ろいを感じながら

今日も穏やかにお過ごし下さい♪