二十四節気☆”寒露” 読みや意味は?
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寒露 (かんろ)
台風シーズンも終わり、雨も少なくなり本格的な秋の訪れを感じる頃。
昼よりも夜が長くなり、朝晩が冷え込みはじめ、草花に露が見られる様になります。
秋晴れの日が多くなると、夜には澄んだ空に月が美しく輝きます☆
慌ただしい毎日ですが、夜空を見上げてゆったりと過ごす時間も作りたいですね(^^)
寒露の頃に旬の食べ物は?
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中国では古来より、煎じ薬や滋養強壮の妙薬として広く親しまれてきた生薬のひとつ、、
栗。
生薬名 "栗子"(リッシ)
薬膳的効能 温性・甘性の食材。
脾胃の機能を高めて、精気を養い筋力を強めてくれます。内臓や、何より大事な"気"にしっかりと働きかけてくれる食材です。
日本の栗で実が大きく美味しいのは、やはり"丹波栗"でしょうか。
中国の栗といえば、"天津甘栗"が有名でこちらも美味しいですが、それぞれ品種が違います☆
その中でも日本の栗は、中国や欧州の栗よりも大きくて風味が良いと言われております。
栗を選ぶ時は、重みがあり、色艶の良いものが美味しい栗だそうですよ♪
寒露の頃に咲くお花は?
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お供えの花としてもよく用いられる菊の花。
この時期になると、菊の展示や菊まつり、品評会が各地で行われます。
名の由来は諸説ありますが、1年の最後に咲く花として、日本語で"行き詰まる"という意味の「窮まる(きわまる)」が語源とも言われています。
英名は、「cheerfulness(上機嫌、元気)」!
日本では、皇室の紋でもあることから高貴で静かに佇んでいるイメージのある菊ですが、英名を見ると元気いっぱい!という感じですね♪
菊の花言葉である「高貴」「高潔」「高尚」は、皇室の紋に定められていることに由来しています。
因みに、黄色の菊の花言葉は、海外ではネガティブな意味で捉えられる事が多いですが、日本では「長寿と幸福」と言う意味でとらえられています。
菊は中国では、2,000年以上前から薬用や食用として栽培され、日本に渡ってきたのは平安時代頃と言われています。
菊には“不老長寿の薬効“があると言われており、重陽の節句(旧暦の9/9ですが、明治の改暦以降は新暦で行われている)には、お酒に菊の花を浮かべた"菊花酒“を飲む風習がありました。
今では、皇室の紋やパスポートにも描かれている菊ですが、最初に菊を紋章などに用いたのは後鳥羽上皇だといわれています。
後鳥羽上皇は菊の花の文様を自らのお印として、衣服や調度品にも菊をあしらわれました。
それをきっかけに、その後の歴代の天皇もその文様を継承され、菊花紋章(十六八重表菊)が皇室の紋となりました☆
月を眺めながら、菊花酒をいただき、長寿を願う☆
今日も穏やかにお過ごしください♪