二十四節気☆ 1年の中で最も暑い時期がやってきた!”大暑”

気温も1年で1番暑くなり、いよいよ夏本番!(^ ^)

夏の6つ目の節気、「大暑」

大暑(たいしょ)

大暑は、夏の最後の節気です。

え、今夏本番なんだけど、、笑

暦の上では、次の節気は"立秋"なんです。

先取りですね。なんでもスピードが大事っていいますしね。秋に備えて、しっかり食事で内側から潤い補給していきましょう!!

大暑の頃に、おすすめの食べ物

夏バテ防止といえば、、うなぎ!

夏の"土用の丑の日"も、この頃ですね(๑˃̵ᴗ˂̵)

鰻(うなぎ)は、薬膳では「補気・補血・滋陰」に分類され、

・体力を養う

・血を補う

・身体の潤いを守る

作用があります。

特に、夏の疲労回復や、虚弱体質の改善に効果的で、冷房などで冷えた内臓をしっかりと温めてくれます。

ビタミンA・B群・D・Eも豊富で、免疫力アップや美肌、目の疲れのケアにも◎

元気をつけたいときにぴったりの滋養食です!

瘀血の方は、是非是非うなぎを食べて巡りをよくしましょう!

私は、体質的に瘀血で血の巡りが元々あまりよくないタイプなのですが、昔から鰻が大好きでした。中医学を勉強していると、なるほど!体は良く私の事を知っているんだなぁと関心させられます(^O^)

各地でお祭りや花火も行われ、夏のイベントが目白押し!

しっかりと食べ物で精をつけて、夏バテに気をつけて過ごしましょう!

大暑の頃に咲くお花

アサガオと言えば、小学生の頃に育てた方も多いのではないでしょうか?

アサガオって、ツルがありますが、サツマイモ属って知ってました?

現在は、綺麗なお花を咲かせる観賞用として人気があるお花ですが、実はアサガオは、大昔に薬草(下剤)として日本にやってきたのが始まり!

知ってました!?

アサガオ

夏のアサガオといえば、朝にはすでに咲いていて、昼頃には蕾を閉じてしまいますね。

逆に、白粉花(オシロイバナ)は夕方ごろに花が咲き、甘い香りを放ち、翌朝にはしぼんでしまうお花です。

別名を夕化粧(ユウゲショウ)とも呼ばれています。

なんだか大人な雰囲気のお花。

白粉花の黒い種の中にある白い粉を、子供達がおしろい代わりにして遊んでいたことから、この名前がついたそうです(^^)

オシロイバナ

オシロイバナは、赤・白・黄色・ピンク・斑入りなど、さまざまな色の花を咲かせます。

しかも、同じ株から異なる色の花が咲くこともあり、一本の茎に赤と白の花が混在することも珍しくありません。

不思議ですよね!

これは、遺伝子の組み合わせの不思議さから来るもので、「不完全優性遺伝」という現象によるものだそうです。

観賞用として親しまれているオシロイバナですが、種子や根に毒性があるとされています。

小さなお子さんと鑑賞する際は、種などをを誤食しないよう注意が必要です!

大暑の頃に旬の食べ物

夏本番といえば、スイカ(西瓜)

スイカは90%が水分で出来ており、潤いと元気を補ってくれて、汗をたくさんかくこの時期にぴったりの食べ物です。

スイカは寒性の食材で、肺やのどの熱を冷ましてしっかりと潤いを与えてくれます。

目や喉の腫れ、口内炎など、熱による症状も緩和してくれますよ。

体内の余分な熱や水分を、尿として排出を促し、むくみや膀胱炎の予防にも◎。

また、熱と暑さを取り除き、イライラした気持ちも鎮めてくれます☆

まさに夏にぴったりな食べ物ですよね!

 

スイカの白い果肉部分、なんて呼ぶか知っていますか?

薬膳では「西瓜翠衣(せいかすいい)」と呼んでいて、赤い果肉部分と、同等の栄養が含まれています(^^)


よく、知られているのは浅漬けですね♪


残った赤い果肉部分と、普段は食べにくい白いところまで切ります。(固い皮に近い部分までは含みません。)
ジップロックに入れて、軽く塩もみ、昆布も加えて、冷蔵庫で1時間も寝かせれば、立派な夏の浅漬けの出来上がりです!

胃腸を守りつつ、吸収を助ける働きがあります。

お酢やごま油を加えても、美味しいですよ⭐︎

糠漬けも美味しいですよね。

体を冷やす性質があるスイカは、冷え体質、胃腸の弱い人は食べすぎに注意してくださいね。

特に「脾虚(ひきょ)=消化機能が弱い人」は、少量ずつが基本です◎

、、こんなに暑い日々からは、想像がつきませんが、今日から半年後は、"大寒"です。

こうも暑いと、雪が降るなんて想像しにくいですねw

皆さんも、夏バテに気をつけて、

今日も穏やかにお過ごし下さい♪

☞次の二十四節気は、いよいよ1年の折り返し"立秋"