あなたの目、使い過ぎていない!?簡単なケアと食事で労わる

中医学の言葉のひとつに

「久視傷血」(きゅうししょうけつ

という言葉があります。

これは、漢方の古い書物「黄帝内経(こうていだいけい)」に記された言葉。

久視は、「五労」の1つでもあります。

五労とは、東洋医学のできた2000年前の中国で、5つに分けられた労働の事を指します。

どんな意味なのか?

どうすれば改善出来るのか?

見てみましょう!

「久視傷血」とは?

「久視傷血」とは、、

物を見続けて目を使い過ぎると、血を傷つける

という意味を指します。

血とは、血液のみを刺さず、血脈など大きな意味で捉えられます。血脈が傷つくということは、心臓が弱るということ。

目を使い過ぎる=全身の血液の流れが悪くなるということなのです。

心臓は、心という漢字が使われている通り、精神もコントロールしています。

よって、目を使い過ぎる=精神的なストレスが増えるということでもあるのです。

昨今では、スマホにPC、テレビと、小さい時から目を酷使する媒体が溢れています。

電車の中や、家の中、仕事中、、

気付けばずっと画面と睨めっこしていませんか?

目だけが疲れているのでは無く、その繋がりのある身体全身が傷ついているのです。

目の疲れをとる!外からのアプローチ

外側からできる事、ありますよ!

マッサージや、洗浄、食事、詳しくみていきましょう。

目の疲れをとる!①マッサージ

疲れをストップして、血流を改善する。

まずは、目を閉じて、目の周辺や側頭筋をマッサージしてあげましょう。

目は剥き出しの臓器です。力はかけ過ぎず、優しく周りをほぐしてあげましょう。

首や肩を回して、目につながる筋肉を緩め、血流を改善あげることが大切です。

長時間作業をする場合は、タイマーなどをかけて定期的にマッサージする習慣をつけましょう。



目の疲れをとる!②食事で補う

内側から補う。

やはり食べる物が大事です。サプリメントも良いけれど、まずは食材で摂っていきたいですね。

消耗した血を補う働きがある食材は以下です。

いわし、さば、なつめ、卵、黒キクラゲ、ブルーベリー、枸杞子など。

食事のメインディッシュには、いわしやさばなどの青魚を選び、血を補い心を安定させてくれる卵、血の巡りを高めてくれる黒キクラゲや、ブルーベリー、枸杞子などを積極的に取り入れてみましょう◎

▷補血作用のある食材

血を補う働きのある「補血(ほけつ)」の食べ物

ほうれん草・にんじん・黒きくらげ・黒豆・黒ゴマ・牛肉・豚肉・玉子・鮭・ブリ・カツオ・マグロ・イカ・牡蠣・うなぎ・穴子・ひじき・桃・ぶどう・アーモンドなど。

食材を考える元気もないほどに

あ〜疲れた、、と感じたら!

目を閉じる!

首や肩を回す!

ホットタオルを当てる!

涙はとてもよく出来た目の保護液であり、代わりになる成分はありません。

この少しの労りが、長い期間に大きな差となることでしょう◎

今日もあなたの目が潤い輝いています様に(^^)

穏やかにお過ごしください♪