知ってる?赤ワインと白ワインの違い。

赤ワインと白ワインの違い。
見た目の色も違うし、ブドウの品種が違う!とか、、そんなとこじゃないの?
まぁ、なんか違うのは分かるけど漠然としていませんか?
この2つ、決定的に違うところが2つあるんです!
今日はこの2つを覚えてって! だれ笑
重要: 赤ワインと白ワインの決定的な違い

赤ワインと白ワインでは、“決定的に違う"2点。
1つは、、
色です。(でしょうね。)
2つめは、、
味わい。(でしょうね。)
ココからが大事なとこ!!なせ
何故、色と味わいが違うの?ってところです。
何故、色と味わいが異なるのか??
赤ワインには渋さ(タンニン)がありますが、白ワインは渋さがありません。
何故なのか?
製造過程が"1つだけ違う"のです。
さぁ、何だと思いますか?一度想像してみてくださいね。
ブドウ収穫→たぶん絞る→樽に入れて熟成??
あれ?赤も白も品種が違うだけ?
いえいえ、違います。
それは“ぶどうをいつ搾るか"。
白ワインはぶどうを収穫後すると、すぐに搾って果汁にし、それを発酵してワインにします。
赤ワインはというと、収穫後はぶどうを潰すだけで、果汁と一緒に“皮も種も発酵“してワインにします。
・白ワイン

収穫→圧搾→発酵→樽熟→瓶詰め→瓶内熟成
・赤ワイン

収穫→発酵→圧搾→樽熟→瓶詰め→瓶内熟成
ぶどうをよく思い出してください。どのぶどうも皮を剥いた果肉の色は同じではないですか?
そうなんです。
赤ワインの赤い色素は、皮に含まれています。そして、赤ワインの渋さ(タンニン)は種に含まれているのです。
つまり、、
赤ワインは、果汁と一緒に皮と種を発酵する事で、色素とタンニンが溶け出て、出来上がっているのです。
白ワインも、赤ワインと同じ様に皮と種を一緒に発酵させれば、渋さのある白ワインが出来上がるのです!
個人的には、皮にも種にも栄養があるので、白ワインも同じ工程が、良いなぁなんて思ってしまいます(^^)
因みに、薄いピンク色が美しいロゼワインはというと、、
・ロゼワイン
収穫→発酵→圧搾→発酵→樽熟→瓶詰め→瓶内熟成
ロゼワインは幾つか製法がありますが、最も主流な製法は、赤ワインと同じ様に皮と種を果汁と一緒に発酵して、ある程度色を抽出した時点で皮と種を取り除くという作り方だそうです。
皮を除くとそれ以上ワインの色は濃くならないので、あのロゼワインの色が出来るのですね。
ロゼワインと赤ワインは姉妹のような立ち位置ですね。
どこまでの色だとロゼワイン?かというと、これに対して明確なきまりはなく、作っている方が「色も渋さも全部出した!」と言えば赤ワインだし、「途中で皮と種の発酵をやめた!」と言えばロゼワインになるという事。
ほぼ赤のロゼとか、
ロゼっぽい赤とか、
なるほどなぁ、と納得。
発酵の力とか、種とか皮とか、先人達が色々試したものが今当たり前になっていただいてるんだなぁと感謝ですね。
今日も穏やかにお過ごしください♪
