二十四節気☆甘い香りが漂う?”秋分”
“秋分"の、読みや意味は?
秋分 (しゅうぶん)
太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる秋分の日。
この日を境に、冬にかけて夜の時間が長くなっていきます。
秋分の日は、もともと「秋季皇霊祭」という祭祀がもとになっていると言われています。
秋季皇霊祭とは、1848年に祭日として制定された、歴代の天皇や皇后、皇族の霊を祭る宮中祭祀の1つです。
終戦後の1948年に、秋季皇霊祭が廃止となり、秋分の日として祝日として定められたそうです。
秋分の日を挟んで前後一週間が秋のお彼岸ですね(^^)
おはぎなどを作り、お月見やお供えをして秋の訪れを楽しみたいですね♪
秋分の頃に咲くお花は?
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彼岸花 (ひがんばな)
”彼岸花”の他に、沢山の別名を持ちます。
その数なんと、1000個!(*_*)
そんなにあったら、自分の名前だったかどうか「え?」となりそうです。w
真っ赤な花びらを、空に向かって咲かせる彼岸花は、花が咲く時は葉は無く、花が散ってから葉が生えるという不思議な植物です☆
そして、彼岸花の球根には、毒があります。
この毒はアルカロイド系で、吐き気や下痢、神経の麻痺など、小さな子供を死に至らせるほどの毒性があるといいます。
昔は、飢餓を乗り越える為に、球根を水にさらして毒を抜き食していた事もあったそうです。
食べる物に困らない現代に感謝ですねm(_ _)m
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金木犀 (きんもくせい)
日本の三大香木の1つ!
(残りの2つは、春に咲くジンチョウゲと夏に咲くクチナシですね♪)
可愛らしい小さな十字型のオレンジ色の花をたくさん咲かせ、優しい香りが漂います♪
江戸時代に中国から渡ってきたと言われている金木犀は、その甘く優しく穏やかな香りから多方面で使用されています。
お酒に金木犀のつぼみを漬けて造られる「桂花陳酒」は、健康と美容に良いお酒として楊貴妃が好んで飲んでいたと言われています。
秋の夜長のお供に桂花陳酒はいかがですか?
今日も穏やかにお過ごしください♪