中医学での邪気とは、どんな意味??それぞれの邪気をわかりやすく紹介。
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正気、邪気ってどんな意味?
中医学で言う正気とは
あの人正気じゃないよね。m(_ _)m
の"正気“ではありません。笑
中医学での正気とは
免疫力や体力などの正常な気を指します。٩( 'ω’ )و
それに対して邪気とは自然界や人体内の異常な気を指します。(*_*)
中医学では、私達も自然の一部として存在し、互いに関連・影響しあっていると考えています。
そして、四季折々の気候変化は、様々な影響を私達に与えます。
これらを中医学では外邪(がいじゃ)と呼びます。
*外邪は全部で6種類。
風、暑、燥、湿、寒、火
この6つの邪気の事を
“六淫の邪気"(りくいんのじゃき)
と呼びます(^^)
それぞれの邪気について、詳しくみてみましょう♪
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①風邪(ふうじゃ)
関連する季節→春
春だけでなく1年中現われる邪気。
それぞれの季節特有の邪気を伴って体に影響を及ぼします。
寒暖差やストレスなどで症状が悪化したりと、他の不調まで一緒に悪化させてくれる、、、m(_ _)m
実はとても厄介な邪気なんです。
“よく動く“性質があるので、病状が変わりやすく、多くの人に影響を与えます。
代表的な不調は、風邪(かぜ)ですね。
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②暑邪(しょじゃ)
関連する季節→夏
盛夏(夏至以降~立秋以前)に現われやすい。
“燃え上がり発熱する“性質があるので、熱によって体の潤いや体力を消耗させます。
補おうとして水分を過剰に摂ると、体内の水分バランスが乱れ水分代謝が悪くなります。
代表的な不調は、夏バテや熱中症など。
③湿邪(しつじゃ)
関連する季節→長夏(夏と秋がいれかわる時期)
湿度も気温も高い時期に現れる。
“水"の性質があり、粘着質で体内の動きを鈍らせます。
水分をたっぷり含んだタオルのイメージです。
“重く下降する“性質もあるため、体の下半身に影響が現われやすいのが特徴。
また、胃腸は湿気を嫌うため胃腸機能のバランスが崩れて、体全体へと影響が広がることも多いです。
代表的な不調は、浮腫やだるさ、痛み、軟便、食欲低下、吐き気など。
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④燥邪(そうじゃ)
関連する季節→秋
“潤いを奪う“性質があり、体の津液(体液)を消耗しやすく乾燥による症状が出やすいのが特徴。
特に乾燥の影響を受けやすいのは呼吸器や皮膚。
乾燥によって、表面のバリア機能が弱まり免疫力なども低下しやすいので注意が必要です。
肌だけでなく、内側からの潤い補給が大切な季節です☆
代表的な不調は、乾燥肌や咳など。
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⑤寒邪(かんじゃ)
関連する季節→冬
“陰(寒)"の性質がある為、陽(温)が損なわれやすく、冷えからくる病状が目立ちます。
“冷やす“性質があり、体を凝結・凝集・収縮し、血行不良から様々なトラブルを招きます。
冷えは万病の元と言いますね。m(_ _)m
温かいお風呂に、日本酒やお塩を少し入れて、体の深部まてあたためて巡りを良くしましょう♪
代表的な不調は、月経トラブルや腰痛などです。
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⑥火邪(かじゃ)または熱邪(ねつじゃ)
②暑邪が長びくと、火の性質に変化し、火邪または熱邪になることがあります。
暑邪と同じく“炎上“する性質があり、体の上半身に影響を与えやすいのが特徴。
出血、頭痛、歯茎や目の腫れ、更に病状が深まると、心が落ち着かないなどの精神疾患も出てきてしまいます、、
代表的な不調は、不眠、鼻血や口内炎、焦燥感など。
それぞれの季節の邪気を知っていれば、それに対する対策もとりやすいものです(^ ^)
そこに効能をもたらす食事をひっつければ、食が薬になります☆
日々の食事を楽しみ、病気知らずの体を目指して
今日も穏やかにお過ごし下さい♪